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26医学連定期全国大会

第26回 医学連定期全国大会開催します

2009年3月19~21日

●「講義と試験が詰まりすぎてきつい」「共用試験の受験料が高すぎる」「ウオータークーラーを設置してほしい」―各地の自治会のアンケートでは、医学生の「医学教育」や「大学の運営」に対する要望や「よりよい大学生活を送りたい」という願いが多く寄せられています。これらを実現するため、学生自治会が各地でさまざまな活躍をしています。

●医学連が長年要望し、取り組んできた成果としてスタートした卒後研修制度をめぐって、昨今の医師不足の原因であるかのように言われ、1年化や強制配置などの案まで、急浮上しました。医学連は、全国の医学生によびかけ、この問題で緊急アンケートや学習会もおこない問題提起も発信してきました。引き続き、卒後研修制度がスタートした原点にたちかえりながら、どのような研修制度が求められているのか、取り組みをつづけていく必要があります。

●医師不足でも、署名活動や講演会など、全国の大学でさまざまに取り組まれ、2000をこえる医師増員署名(医学生)が集まっています。

●こうした今年1年の取り組みを交流し、むこう一年間の取り組みの方針を議論するのが、定期大会の主な役割です。ぜひご参加ください。

●他の大学の様子がわかる!全国に仲間ができる!
 各大学の活動報告、毎晩の交流会などで、普段なかなか聞くことのできない他大学の様子や経験などを交流しましょう。全国で共に頑張る仲間ができますよ!


と き:2009年3月19~21日
ところ:19日 ふたき旅館
    20日 文京シビックセンター3階会議室A+B
    21日 スター研修センター御茶ノ水
1階Sun

費 用:参加300円、宿泊4200円/泊

記念講演:21日12:30~13:30
「あるべき医師養成~医療崩壊、医師不足が深刻化するなかで~」
福井次矢
(聖路加国際病院院長)さん

 ◆プロフィール◆1951年生。1976年京都大学医学部卒業。2004年、聖路加国際病院副院長、内科(一般内科)医長、05年院長就任。京都大学名誉教授。2008年9月からの「医師臨床研修のあり方等に関する検討会」検討委員

学習会①:20日8:30~9:30
「医学教育改善にむけて、医学生ができること」
講師:藤崎和彦
(岐阜大学助教授)さん

◆プロフィール◆北海道大学医学部1985卒業、大阪大学医学研究科 、集団社会医学1989満期退学、岐阜大学医学部医学教育開発研究センター助教授・日本医学教育学会理事。

学習会②:20日13:00~16:30
「卒後研修の実際は?~先輩(研修医)の体験から学ぶ~」
先輩の研修医の皆さん


医学連からは、卒後研修などの医師養成にかかわる制度見直しの動きなども報告します。

◆タイムスケジュール◆

【19日(木)】ふたき旅館
17:30~受付
18:00~開会挨拶
18:30~医学連報告(医学教育、自治会活動)
18:40~自治会活動交流(自己紹介など)
21:00~ 交流会

【20日(金)】 ふたき旅館、文京シビック3階会議室A+B
8:20~医学連報告
8:30~藤崎先生のお話「医学教育改善にむけて自治会・医学生に求められること」@ふたき旅館
移動(シビックセンターへ)
10:00~感想交流
11:15~全体交流、各種委員会報告
11:45~休憩
13:00~医学連報告(卒後研修の動き、歴史)
13:30~研修医の先生体験談
15:00~SGD
21:00~交流会

【21日(土)】@スター研修センターお茶の水
8:45~移動・会場づくり
9:45~各種委員会報告・全体発言
12:30~記念講演 福井次矢先生「あるべき医師養成」
13:45~15:30 役員選挙 開票発表、新役員紹介、閉会挨拶

卒後研修の見直しに関するアピール

全日本医学生自治会連合第26回定期全国大会
アピール
2009年3月21日

卒後研修制度の見直しについて性急な議論をやめ、医学生、国民の願いを踏まえた議論を求めます

卒後医師臨床研修制度について、文部科学省と厚生労働省が合同設置した「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」は、医師不足への対応を理由に、必修科目を現行の7科から3科へと大幅に削減し、研修期間2年間は維持したものの、将来的には期間短縮をしていくような方向付けがなされました。これをうけ厚生労働省は3月2日、必修の診療科数を削減することや、研修医の募集定員に都道府県ごとの上限を設けることなどを柱とした見直し策の具体案を医道審議会臨床研修部会にかけ、2010年度からの実施をめざしています。
医師不足の原因は、絶対数の不足や医療費抑制政策による病院経営の悪化など複合的な要因が指摘されており、根本的な原因の解明やそれにふさわしい手立てがとられていません。基本的な診療能力の習得のために決定された必修科を到達目標の議論ぬきに削減し、十分な臨床のトレーニングを積むことができないまま若手医師を現場に従事させることで、医師不足解消にあたるのは重大な見誤りです。医師不足解消と医師の臨床能力の向上とは、別に議論されるべきことです。
そもそも卒後研修必修化は、以前の研修医がただ働き同然で雑用や当直のアルバイトなど、研修の名に値しない劣悪な状況にあったものを、将来の専門分野にかかわらず、すべての医師が身に付けるべき基本的臨床能力をつけるため、研修に専念できるように制度の整備をはかったものです。この歴史を踏まえないまま制度を大幅に変えることは、制度の趣旨を大きく歪めます。
医学生は研修先を選ぶ際に、「熱心な指導医の存在」「病院全体の雰囲気」「プログラムの充実」「症例数」「福利厚生」など、「よりよい研修が受けられる」ことをこそ大切にしています。研修体制の整備が行われないまま、募集定員を機械的に削減し、都道府県別に上限を設定することで、希望しない研修先を強制されるという事態になれば、研修へのモチベーションが低下して、研修後のその地域への定着にとっても逆効果です。また、医学生の間に研修先を奪い合うような競争が生じることも懸念されます。
現制度下でも「指導医の疲弊」「プログラムの充実」など、医学生、研修医が改善を求めている点も少なくありません。医学生が魅力を感じられる研修プログラムや体制を整えることを重視すべきです。「よりよい医師を育てる視点」にたった研修制度の改善によってこそ、国民が求める医療への期待にこたえられるのではないでしょうか。研修医を含めた医師の地域・診療科偏を是正するために、研修医を穴埋めにするのではなく、現在の医療者の厳しい労働条件の改善や医療費・社会保障抑制の政策の見直し、欧米より著しく低い政府の大学・大学病院予算の増額に、踏み出していくべきです。
医師不足解消、良質な医師の育成について、一部の限られた人々だけではなく、医学・医療界、国民、何よりも、私たち医学生みんなで、冷静な議論をして合意を築くことを求めます。

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